乳がん

乳がんは女性の罹患率1位のがんです。このがんは乳腺に発生する悪性腫瘍で、女性ホルモンとの関係が深いとされています。また100人に1人ぐらいの頻度ですが男性もかかる場合があります。

最初は非浸潤がんという状態で乳管の中にとどまっていますが、乳管の外に出て浸潤がんとなると、がん細胞がリンパ節や肝臓など全身の離れたところに転移してしまいます。多くの場合早期発見で治るため、定期的な検診が大切です。

乳がんの治療方法

乳がんは0～4期に分類され、基本的に手術によって治療されます。再発予防のために術後放射線治療を行ったり、がんが大きい場合は術前補助化学療法を行います。
4期では通常、化学療法となります。

乳がん②

乳がんは女性に特有ではなくわずかながら男性でも起こる。乳半は比較的治りやすいが、同時に転移や原発に時間がかかるというのが最大の特徴。そのためほかのがんでは5年の後に再発がなければ完治したと判断できるのに対して、乳がんでは20年の経過観察が必要といわれる。

乳がんの治療

乳がんの治療ではCMFと呼ばれる方法で3つの抗がん剤を併用する。サイクロフォスファミドのC、メソトレキセイトのM、そして5FUのF。このような抗がん剤治療の組み合わせは理屈で決まるわけではなく、いろいろな抗がん剤を、どういう順番で、どういう量で、どういうスケジュールでやれば最も効果が大きいか手探りである。ほかにも有効な方法はいくつかある。