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肺がん
肺がんは、がんによる死亡数では1位のがんです。主な原因は喫煙であり、他にアスベストやクロムなどが原因になる場合があります。
肺がんには大きく分けると4つのタイプがあり、腺がんは頻度が最も高いものです。扁平上皮がんは喫煙とかかわりがあり、中心の太い気管支にできます。大細胞がんは腺がんと扁平上皮がん中間的ながんで細胞の一つ一つが大きいものです。小細胞がんは進行が速く、初期から転移しやすいがんです。
肺がんの治療方法
小細胞がんは主に化学療法と放射線治療が行われ、抗がん剤の効果が高いです。その他のがんは1~4期に分類され、1期と2期では主に手術が行われ、それ以降は化学放射線療法や化学療法が選択されます。
肺がん②
日本人の死因の1位は胃がんだが、男性に限ってみると肺がんがトップとなっている。肺がんには自覚症状がすくないため発見が遅れて手遅れになってしまうことが多い。また発見されたとしてもそのまま告知されずに治療が施されないことも多い。
肺がんの治療
肺がんは発見が遅れることが多いため、治療は迅速に始めなければならない。末期に近い肺がんにはシスプラチンとイリノテカンという強力なふたつの薬を併用することもある。またクロノテラピーというよるに行う治療も大変有効であるように思える。