がんを予防する
予防という観点から有効な手段は、発がん物質の絶対量の抑制と、免疫機能によるがん細胞の増殖の抑制である。発がん物質の体内での蓄積量を減らすか、速やかに体外に排出できれば、がん細胞の発生増殖を抑えることができる。
がんは怖くない
またいくら体内にがん細胞ができたとしても、免疫機能が充分に働いてがん細胞が体内にあろうとしてもその動きを封じ込め、増殖さえしなければ何の問題もない。また、異常増殖が始まったとしても、転移しなければ対応できる上、毒素の放出を抑えることができれば体の抵抗力が向上し、その結果治療することが可能となる。
水溶性キトサンについて
がんを速やかに体外に排出できたり、あるいはがんの動きを封じ込めることができる物質が急がれるが、そのような物質のひとつに水溶性キトサンという物質が有効と考えられている。がんの予防に役立つだけでなく、驚異的な抗がん作用を発揮する。
キチンとキトサン
かに殻から炭酸カルシウム、たんぱく質、色素などを除いて精製したものがキチンであり、キチンからアセチル基をはずして、抽出精製したものがキトサンである。キトサンにははキチンの有用な性質を継承した上、独特な性質が加わっている。