がんの三大療法
がんにはよく知られている三大療法がある。すなわち「外科療法(手術治療)」、「化学療法(抗がん剤など)」、「放射線治療」である。しかしがんはたとえ一度治ったとしても再発の可能性は高く、いくら治療を施しても完全に治すことはほぼ不可能である。しかし、さまざまな治療法を組み合わせて、再発を防止したりがんの進行を遅らしたりすることはできる。
抗がん剤は効くのか
「抗がん剤の効果を高めるために血圧を下げて血流を増やす」という目的をもった昇圧薬を、厚生労働省はがん治療の薬と認めている。治験論文では効果があるとされているが、実際に臨床で確かめたところ延命日数はこの昇圧薬を用いないほうが長い。それほどにがんの薬の効果はわからない。
データから効果を見る
抗がん剤には効く薬と効かない薬がある、といよりもむしろ治験の段階でも100人いても1人効くか効かないかである。経口抗がん剤では胃がん、肝臓がん、食道がんなど固形がんに効く薬などない、と断言する医師までいるほどだ。
抗がん剤の効果は疑わしい
1995年のデータによると肝臓、膵臓、甲状腺、腎臓に発生するがんには抗がん剤では全く効果はなく、胃、肺非小細胞、頭頚部、子宮、大腸などでも腫瘍が小さくなる程度で、延命の効果は疑われるという。