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診断や治療中に必要な検査

健康診断やがん検診は、がんを発見するために自治体や職場が定期的に行います。日本では胃がんや肺がんなどの検診に対しては公費負担があります。

確定診断は、検診などでがんの疑いがあった場合に行われる詳しい検査です。X線などで体内を画像化する画像検査、血液中の腫瘍マーカーを調べる血液検査、組織を直接取って悪性かなどを調べる生検、大腸などを直接見て検査・治療を行う内視鏡検査があります。

治療中や治療後の検査

治療の効果を確認するために、画像検査と血液検査が行われます。血液検査では腫瘍マーカーの他、腎機能など副作用や合併症の有無も調べます。入院中はさらに尿検査を行うなど全身の様子も調べます。

医療費の悩み

がんの治療に必要な費用は、薬代や手術代の他、検査費や入院費、入院中の日用品から交通費など様々です。また、抗がん剤を使う場合、体格によって投薬量が違うため当然薬代にも違いが出ます。診療費明細書を見れば何にいくら使ったのかが書かれているので確認しておきましょう。

医療費をどの程度負担するかは健康保険の種類や年齢で変わってきます。基本は3割で、高齢者や障害者は1割、就学前の子供なら2割となっています。

負担の軽減

公的な制度を利用することで医療費の負担を減らすことが出来ます。代表的な物に高額療養費制度があり、1ヶ月間の自己負担額が基準を超えた場合、高額療養費として一部が払い戻される制度です。

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